WESTBAM/TAKKYU ISHINO 決定!
日独、最強の「夜の力」が相まみえる
ウェストバムと石野卓球による最強タッグの東阪ツアー
日独のテクノ・シーンを代表する、最高峰DJたち、まさに朋友、ウェストバムと石野卓球による東阪ツアーが決定。ウェストバムはジャーマン・テクノのオリジネイターのひとりにしてトップDJ。1980年代からDJとして活躍、1985年にはレーベル〈Low Spirit〉を設立。その足場となったノイエ・ドイチェ・ヴェレ(ジャーマン・ニューウェイヴ)とドイツのダンス・カルチャーの結びつきから、UKレイヴ・カルチャーの流入を背景にドイツの巨大なテクノ/ レイヴ・シーンを作り上げた。1991年には彼の代名詞とも言えるパーティ、MAYDAYをスタート、巨大レイヴへと育てあげた(このあたりの歴史は網羅した自伝、待望の邦訳『夜の力』は必読)。今年、2019年、2月にWiz Khalifa、Kendrick Lamar、Drake、Lil Wayneらをフィーチャーしたアルバム『The Risky Sets!!!』をリリース、また11月にはベルリンの壁崩壊から30周年を記念し開催された式典、30 Jahre MauerfallにもDJとして招聘されプレイするなど、ドイツ国内ではDJカルチャーを象徴するリビング・レジェンドとも言える存在だ。1990年代後半より、石野卓球とはさまざまな面でコラボレート。DJでの招聘はもちろん、石野自ら、そのソロ・ワークのなかでも「音楽人生のなかで区切りになるような曲」と評する「Elektronische Tanzmusik」を、ふたりのユニット、Takbam名義で1996年にリリース。またこうした交流から生まれたのが、日本国内最大級の石野主宰の屋内レイヴ、WIREであり、これは国内のテクノの普及にも大きな影響を与えた出来事と言えるだろう。現在まで続くその友情関係は、石野卓球のSNSフォロワーならば、その常連率でもはや説明することもないでしょう! もちろん、そのキャリアに裏打ちされたDJプレイも唯一無二のグルーヴ。見逃し厳禁な東京、大阪の夜に!(河村祐介/OTOTOY)