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ANATHEMA 伊藤政則のロック TV!プレゼンツ ROCK OF CHAOS Vol.2

ANATHEMA
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19:00
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指定席¥7,500 / 立見¥6,500 (それぞれ税込・ドリンクチャージ別)
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ANATHEMA
Opening act: SOLSTAFIR from Iceland

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初来日公演
進化する幻想的世界で日本のファンを魅了したインテリジェント・モダン・プログレッシヴの旗手“アナセマ”待望の初来日公演決定!
神秘のヴェールに覆われた、母国アイスランド語で奏でるプログレッシヴ・ポスト・メタル“ソルスターフィア”が登場!

【ANATHEMA】
1990 年に結成され、1992 年にピースヴィル・レコーズよりデビューを飾ったアナセマは、レーベル・メイトだったマイ・ダイイング・ブ ライドやパラダイス・ロストといったバンドとともに、1990 年代の UK アンダーグラウンド・ゴシック・メタル・シーンの代表的存在とし て君臨した。ピースヴィルから 4 作のアルバムをリリース後ミュージック・フォー・ネイションズに移籍、この頃からオルタナティヴ/ポ スト・ロック的なテイストを導入し、徐々にメタル色を薄めたモダンなサウンドにシフトしていく。
2004 年にミュージック・フォー・ネイションズがレーベル事業を閉鎖したことにより、しばらく新作のリリースが途絶えてしまう事態と なるが、その間にも断続的にツアーを行いつつ、彼らはレーベルにおもねらない活動スタイルを構築していくようになる。2008 年、ポー キュパイン・トゥリーのスティーヴン・ウィルソンが主宰する Kscope から約 5 年ぶりとなるアルバム『Hindsight』をリリース、以降はこ の Kscope から作品を精力的にリリースしていくことになる。
リリースが滞っていた時期からうって変わってここ最近はリリースも非常に活発で、それに合わせてツアー活動も精力的に行われている。 そうした活動の甲斐もあって、『Weather Systems』はヨーロッパ各国でチャート・イン、とりわけ東欧/北欧圏ではライヴの動員も増加傾 向にあり、バンド結成から 25 年近くを経て、音楽的にも人気の面でも現在が最も充実した時期にあると言っていいだろう。そして 2014 年、『Weather Systems』から約 2 年ぶりにリリースされるニュー・アルバムが『ディスタント・サテライツ』である。
Kscope からリリースされている最近の作品同様に壮麗なオーケストラをフィーチャーしたサウンドはまさにシンフォニック・プログレと言 うべきもの。とはいえヴィンテージなプログレッシヴ・ロックやハード・ロックのみならず、オルタナティヴ、ポスト・ロック、エモ、シ ューゲイザー的な要素も融合、それらを決して甘ったるさに流されることのないメロウなメロディでまとめ上げるセンスはまさしく唯一無 二といえる。また、今作後半で特に顕著なのは抒情的なメロディの一方で、打ち込みを多用したインダストリアル/IDM/音響系的なテイス トを大幅に導入している点だろうか。そういう意味では持ち前のリリカルなサウンドを生かしながらもさらなる新境地に挑戦している点も 聴きどころのひとつと言えるだろう。
日本盤としてアナセマの作品がリリースされるのは『A Fine Day To Exit』(2001 年)以来約 13 年ぶりとなる。その間に彼らのサウンドは 大きく変貌しているが、“21 世紀のプログレッシヴ・ロックの最先端”を行くそのサウンドでこの日本でも新たなファンを獲得できるのは 間違いないだろう。

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【SOLSTAFIR】
北欧アイスランドの悠久の時の流れが育んだプログレッシヴ・ポスト・メタル“ソルスターフィア”最新アルバム! 神秘のオーロラのヴェ ールに覆われていたサウンドが、いま初めて明らかになる!
1995 年、アザルビョールン・トリッグヴァソン(ギター、ヴォーカル)を中心にブラック・メタル・バンドとして結成されたソルスター フィア。その音楽性は作品ごとに進化していき、より繊細でメロディアスな、ポスト・ロック的なものへと変貌していく。それゆえに彼ら は、同郷のシガー・ロスのメタル的進化形態と呼ばれている。また、彼らはブラック・メタルを出自としながら同様にポスト・ロック方的 なアプローチを志向するウルヴァーやカタト二アとも比較されてきた。プログレッシヴ・ロック系フェスからエクストリーム・メタルの祭 典『メリーランド・デスフェスト』まで多彩な音楽性のリスナーから支持される彼らは、音楽シーンにおいて希有なポジションにあるとい える。
通算 5 作目となる『オウッタ』は、アイスランド独自の 1 日の区分をコンセプトとしたトータル・アルバム。躍動感あふれるヘヴィなダイ ナミズムと憂いをたたえたメロディ、伝統的フォーク・ミュージックからの影響、全編アイスランド語のヴォーカルが織りなすサウンドは、 時に激しく押し寄せ、時に静謐に語りかける。ピアノやバンジョー、ストリングスを取り入れ、時にペイガン(異端)でサイケデリックな アプローチもまた、彼らの音楽性をユニークなものたらしめている。
アイスランドでは 1 日を 3 時間ずつに分け、独自のネーミングを冠している。「ラウーグナイッチ」(午前 0 時~3 時)、「オウッタ」(3 時~ 6 時)、「リースマウル」(6 時~9 時)、「ダーグマウル」(9 時~12 時)、「ミーズデーギ」(午後 12 時~15 時)、「ノーウン」(15 時~18 時)、 「ミーズアフタン」(18 時~21 時)、「ナウッツマーウル 」(21 時~24 時)という全 8 曲は、単に 1 日を区分したのに留まることなく、“時 間”“人生”“世界”を論じる命題だ。 それを彩るヘヴィなノイズとクラシカルなオーケストレーションの饗宴は、千年以上の歴史を持つ北欧音楽における孤高の座へと本作を昇 華させている。前作『Svartir Sandar』(2011)は“Andvari”と“Gola”の 2 部構成からなる 2 枚組の大作アルバムで、ヨーロッパ圏にソル スターフィアの名前を知らしめることになった。それに続く『オウッタ』は、彼らを世界へと導く分岐点となるだろう。

8/31の公演詳細はコチラから