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“ザ・ボス”、ついに動く

この国のハウス・シーンのTEN-NOにしてGODFATHER、高橋透。ムードマン、DJ NOBUに続いて、LIQUID LOFTの名物企画“The 10th Chamber Of Liquid Loft”、通称DJ十番勝負の第3弾に登場。DJキャリアも35年に届きそうな、ダンスのフロアを取り仕切る“ザ・ボス”が、次々とLIQUID LOFTに設置される10つの部署と相対する緊急会議の発令であります。まず1回目は東京のレゲエ・シーンにて特異な活動を見せるレゲエ推進部所属の “PART2STYLE”課が登場。ザ・ボスこと高橋透はNY時代〈パラダイス・ガラージ〉や〈ザ・セイント〉といったハウス／ディスコのクラブに行きながら、その臭覚でもって〈レゲエ・ラ
ウンジ〉といった近隣のクラブにもちゃっかりと通い詰めていたのだ。カリビアン系の移民も多いNYで、80年代に身を持ってレゲエを体で憶えた男って話だ（その片鱗は2005年にリリースされた隠れたミックスの名盤“Reggae Lounge”にて披露しているぞ）。もちろんガラージ・クラシックにだって、レゲエやダブはある。そして、彼が愛した80年代のレゲエの空気感を持ち、ダブステップやジャングル、ヒップホップなどを取り込みミックスチャーな“東京のレゲエ”を追求する“PART2STYLE”が、ザ・ボスの追憶のレゲエ・セットを現在のサウンドへとミックスする！中心アーティストのRUB A DUB MARKETをはじめ、MCやDJ、ライヴに入り乱れての豪華ラインナップにクルーの本気な情熱がビンビン。ということで、賭博無しの10番勝負の開幕はへヴィーにラフ＆タフに行かせていただきます！

◆高橋透(Smoker/GODFATHER/Luv&Dub Paradise)
1976年よりDJ活動を開始。”TSUBAKI HOUSE” “TSUBAKI BALL” “CLUB-D”などのメインDJとして、常に最先端のクラブで活躍する。その後、NYのクラブシーンへの興味が高じて1985年に渡米し、クラブ・ミュージックの聖地とされる”PARADISE GARAGE”にて、故LARRY LEVANの薫陶を受け、その音楽性に強い影響を受ける。 1989年、芝浦”GOLD”オープンのため、DJ＆サウンドプロデューサーに就任。土曜日のメインDJとして、ハウス・ミュージック／ガラージ・サウンドを広く浸透させ、東京のクラブシーンに文字通りの「黄金時代」を築いた。 現在も”GODFATHER”などでMOODMANらとSmokerではDJ NORIらと精力的な活動を展開。
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◆PART2STYLE SOUND
2005年より東京発信、説明を求められると「レゲエやその他イロイロの新しい楽しみ方を提示するレーベル / クルー / 共同体」などと若干まどろっこしい言葉を掲げてきたPART2STYLEですが、言葉は結局のところ補足。実際の活動で示した方が話早い、と2010年ごろからサウンド的な動きも活発化。DJ、MC、トラックメイカー、ムードメイカー、いるだけでOKなヤツなど、日々の遊びの中から自然増殖中。RUB-A-DUB MARKET (e-mura / MaL / Ja-Ge)、櫻井響、KEN2-DSPECIAL (KENKEN / ICHIHASHI DUBWISE / ガリバー）らリリース・アーティストの他、NOOLIO、Nisi-P、TAKASHI-MEN、ロンドン支部のDJ 1TA-RAWが中枢。DeeJayのCHUCK MORIS、RUMI、SKYFISHももはやファミリー。人生のどこかでレゲエにヤられちゃった輩の集まりだけどテクノも歌謡曲も好き、「ジャンルでくくりたいならレゲエでいいスよ」ってなスタンス。ん〜てかこれでも説明長いな…現場やWEBでチェックしてください！
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