FEATURE

• 『Camera! Camera! Camera!』
• Flipper Guitar

僕の音楽の入り口は全部姉ちゃんから教えてもらって。
いろんなテープ借りて。もうドハマリでした。
渋谷系うんぬんの知識もないし、ただただ好きで
聞いてました。

• 『London Calling』
• THE CLASH

フリッパーズと同時時期に姉ちゃんからTHE CLASHも借りて。凄いポップに聞こえて。
当時音楽は基本ポップなものが好きな傾向だったで、CLASHのもつパンクというのも
あんまり理解せず（笑＆泣＆塩）、「凄い良いな〜」とか言ってシンガロング
してましたね・・・。その後何十年も聞くことになるとは露知らず・・・。
”Lost in The Supermarket”はなんだかもう泣けるくらい好きです。

• 『SMALL FACES』
• SMALL FACES

高校の頃はMODSとPUNKに興味が行くようになるなかで・・・WHOの出すどことない黒い感じに
まだ着いて行けず（塩）、SMALL FACESのポップな側面にやられまして（笑）。
服装も細いパンツ履いたりして（泣）、仙台にオアグローリーあったので、行くんですが、
アメカジも好きだから混乱しましたね（笑）。そしてSMALL FACESは後半になるほど面白いのも
大人になって気付いて、またまた大好きになりました。

• 『…And Out Come The Wolves』
• RANCID

MODSを聞きつつ、DOLLを読み込みながら部活に打ち込むわけですが、RANCIDは学校で流行っていたこともありますが、めちゃかっこよくて凄い聞きましたね・・・。
早い曲もあるし（笑）、でもCLASH聞いているような感覚も当時憶えたし、それでいてポップでした。
そこからOPIVに遡ってLOOKOUTやEASTBAYのパンクシーンを聞き込むことになるのです・・・。

• 『SONGS』
• Fruity

そしてFruityです。YOUR SONG IS GOODの淳君がやっていたパンクスカバンド。異様にかっこよくて、ライブオムニバスVIDEOの「生」のFRUITYのシーンは何度見直したか・・・。僕の音楽人生はFruityによって決定付けられたとも言えるなと。まさか自分のレーベルからコンプリート盤をリリースさせてもらえるとは・・・。
このリリースがカクバリズムの今にすべて繋がっていると思います。全部詰まってますね。

• 『Back to the dancefloor』
• School Jackets

またまた淳君のバンドですが、nut&milkのメンバーとはじめたファストコアmeets JACKSON5的で、初めて聞いた時めちゃめちゃオリジナルで興奮しました。大学でコピーバンドもやりました。メンバーが影響うけた音楽をZINEで紹介していて、それをもう読み返してはみなで共有してました（笑）。ここからHIP HOP、ロックステディやソウルやレゲエのネタやFAST COREを聞き込んだりするようになりましたね・・・。これは衝撃でした。HIPHOPばかり聞いている友達も「かっこいいね」と言ってくれたことを良く憶えてます。カクバリズムから再発させてもらっているのですよ！！！

• 『AND THEN NOTHING TURNED IT SELF INSIDE OUT』
• YO LA TENGO

YO LA TENGOは全部のアルバム好きですが、このアルバムは特に、パンク、ハードコアばかり聞いていた時期でも、ソウルやファンクやHIP HOPを聞き込んでいる時期でもドハマリして何度も何度も聞いてました。雰囲気を大切にしながらも、しなやかというか。この間のライブも最高で、ライブ中に浮かんだ景色が「これは僕の夢に見たアメリカだ！」とわけわからないこと思いましたが、風景を感じさせてくれる音楽が自分好きなんだなと気付かせてくれた音源でもあります・・・。

• 『HOSONO HOUSE』
• 細野晴臣

大学1〜2年の頃に家の近所にあった珍屋で、店員さんに「はっぴいえんど」関連をあんまり聞いてないんですよって話をしていて（当時はガレージパンクばかり買っていた！）、お勧めされた中で、一番聞き込み、一番好きで、一番影響うけたのが、これで。
もうずっとプレーヤーの上に載ってました。あとにも先にもあそこまで一時期に聞きまくるってことはないんじゃないかってくらい。
当時お金もないから1枚かったらメチャメチャ聞き込むってのはルールみたいなのもありましたが、あ、ダニーハサウェイのLIVEも同じくらい聞いたかも。なにからなにまで最高で、たまらなく好きです。

• 『There’s Nothing Wrong With Love』
• Built to Spill

20代前半の頃、PavementなどUSインディものをバシバシ聞くわけなんですが、
パンク〜EMOの流れの中でCap’n Jazzなど音質的にスカスカなんだけど、熱い！ってのも
最高で、凄いセンスよく感じていて。sea&cakeとかの初期のスカスカ感も好きで。それと
同時に音響系とかシカゴ周辺聞く流れにいて。Built to Spillは当時すでにこのアルバムよりも骨太に
なっていて、聞いてはいたんですが、そこまでハマってなかったんです。ところが2011年かな？
ceroの高城くんがツアー中の車でかけていて、「わ！めちゃめちゃかっこいい！」とびっくり
して。その年からもうずっと聞いてますね（笑）。”in the morning”、”Big Dipper”とかまじで
最高です。またこの辺りを蒸し返す感じにもなりましたね・・・。

• 『Sky Blue Sky』
• WILCO

wilcoは正直Yankee hotel〜から聞きはじめたのですが、2007年に出た今作はYankeeも前作のA Ghost in bornも越えてくるとは思ってなかったので、本当にびっくりしたし、これ出てからは本当にめちゃめちゃ聞きましたね・・・。いまだに聞きます。
色々なジャンルを聞いてきたような気がしますが、wilcoはライブふくめ音楽人生を納得！な形で狂わせてくれてます。