坂本慎太郎主宰レーベル〈Zeloen Records〉第2弾
ソロ・アルバムが各方面で高い評価を受けた坂本慎太郎、その主宰レーベル〈Zeloen Records〉からの第2弾は、ママギタァのニュー・アルバム。90年代後期に結成され、現在はギターのJUNとドラムのYOKOによるデュオ。これまで2枚のアルバムを〈Catpain Trip〉などからリリースし、2000年前後はドイツや韓国でもリリース/ツアーを行うなど内外でも広く活動してきた。しかしながら2006年を境に活動を休止していたが、本作でひさびさ(アルバムとしては10年ぶり)のカムバックと相成った。これまでもゆらゆら帝国や坂本慎太郎のソロ作でのバックや、CM曲などで、そのキュートなコーラス・ワークを響かせているため、その歌声に聴き覚えがあるかもしれない。アルバムでは、彼女たちの真骨頂、甘酸っぱいメロディがキュートなコーラス・ワークによって生み出される、60年代のオールディーズ・ポップスのような楽曲たちが軽やかに展開されている。まさにこれからのウキウキとした春の空気感を過ごすのに最適なサウンドとなるんじゃないでしょうか。本作では全編に渡って、坂本慎太郎もベーシストとして参加。