アメリカのメロディ、音——スティーヴ・アルビニにゆだねられたクラウド・ナッシングスの新作
アート・スクール、木下くんのツィッターで知ったバンド。聴いて一発で好きになった。初めてハスカー・ドゥとか聴いたときのあの気持ちを思い出した。もしくはハスカー・ドゥなどのUSインディが好きだったイギリスのバンド、センスレス・シングスやメガ・シティ・4を思い出した。
ほとんどの人はウィザーとかのメロコアを思い出すんだろうけど、僕はウィザーとかダメなんだよな。ハスカー・ドゥとか、センスレス・シングスなんかに胸キュンして、ウィザーがダメな感じわかってもらえるだろうか? でもスーパーチャンクはオッケーだよ、みたいな感じ。それはクラウド・ナッシングのこの3作目がスティーヴ・アルビニのスタジオで録音されているということと同じことなんだと思うんだけど、どうだろう。これが本当のアメリカのメロディ、音だということを僕は言いたいんだと思う。