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Milo Goes to College

『Milo Goes to College』

DESCENDENTS

[label: NEW ALLIANCE/1982]

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祝初来日決定!

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文:久保憲司

なんとディセンデンツが初来日するのですね。それはめでたい。『ALL』もいいですけど、それなら『ミロ・ゴーズ・トゥ・カレッジ』でしょう。
このジャケットから惚れてました。Tシャツ着たいです。47歳のオッサンなんで、恥ずかしくって、パジャマでしか着れないですけど、心ではいまだにいつもパンクだと思ってます。
でも、僕のパンクはこんなハードでバカなパンクじゃなく、ワイヤーとかバズコックスなアートなパンクなんですが。
本当はこういうハードなのも好きでした。そして、デセンデンツみたいに、ポップな部分があるパンクが好きでした。
ロスのパンクと言えば、僕はザ・ディキーズが好きだったので、デセンデンツも好きになったのです。
ザ・デッキーズはパンクが流行ったので、ハード・ロック・バンドがとにかく早くやったみたいな感じがありましたが、ディセンデンツは本当のロスのパンク、しかもザ・ジャームスみたいに本気じゃないよ、遊びだよというところが好きでした。
ロスのハード・コア・パンクはやっぱ、こうじゃないといけないです。カリフォルニアのバカという感じがしないと。
デッド・ケネディーズもバカぽいと言えば、バカぽいです。デッド・ケネディーズは同じカリフォルニアでも、サンフランシスなんで、賢くなっちゃうんでしょうね。ロスのパンクはバカで、早くって、一瞬にして終わる感じが大事だと思います。
ディセンデンツ、いまは英語がわかってきて、いいこと歌ってたんだな、と思ってます。青春ですね。ひさびさに燃えました。47歳にしてそんなこと思ってます。アホです。でも、いつまでも輝いて欲しいものです。そのためにもデセンデンツ、観に行きましょう。

■ディセンデンツのリキッドルームでの4月2日の公演詳細はコチラ

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