ディスコとパンクス
自分にとってロックロールの映画とはこれです。
日本公開は1978年、当時ぼくはパンクでしたが、文句なしにかっこいいと思いました。
アルマーニの服がオシャレでした。
きっと『ダーティ・ダンシング』と同じくらいベタだろうと思うので、恐くってもう一度見れないのですが、でも、観てないひとはいちどくらいは観たほうがいいかもです。
当時のアメリカのディスコ・シーンを誇張なくリアルに描いているなと思うのはスパイク・リーの『サマー・オブ・サム』だと思います。パンクとディスコの関係もちゃんとスパイク・リーはわかっていて偉いないと思います。
日本とアメリカが同じとは言えないですけど、パンクという当時の一番嫌われ者、ロックの世界からもハミゴになっていたのを助けてくれたのは、ディスコだったんです。ディスコがパンクのシェルターだったんです。
ライブハウスよりもディスコのほうが、簡単に出演もさせてくれたし、ライヴハウスのオッサンみたいにうるさいこと言わなかったんです。あの頃の僕らはライヴハウスよりもディスコに自由を感じていました。
客の入りが悪い火曜日なんかに好きなことをやらせてくれていたディスコがちょっと懐かしいです。
そういうのが文化を生んだんだなんて、大きなことを言う気はないですけど、楽しかった日々です。
また、みんなで楽しいことやりましょう。