ローレンスのあの声とギター……UKネオアコの名盤
フェルトで一番好きなアルバムと言えば『Forever Breathes the Lonely Word』でしょうか。〈クリエイション〉からの2枚目です。ジャケットはキーボードで現プライマル・スクリームのマーティン・ダフィです。
ローレンスの声とあのギターが聞こえれば、それでいいんですが、これがなぜ一番好きかというとジャケットが一番好きだからかもしれません。このジャケットと音を聞いていると“止まった青春”がいつも僕の前にいるような気がするからです。テレヴィジョンのトム・ヴァーレインを親に持つ、ジ・オンリー・ワンズのピーター・ペレットな泣きの声がいいんです。ジャンキーの声なんですかね。トム・ヴァーレインもローレンスもジャンキーじゃないですけどね。