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SOMETHING IN THE AIR the soul of quiet light and shadow layer

『SOMETHING IN THE AIR the soul of quiet light and shadow layer』

COMPUMA feat. 竹久圏

[label: SOMETHING ABOUT<http://compuma.blogspot.jp>/2015]

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祝・粛々!コンピューマ初の自身名義のアルバム!リリース!

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text by Shhhhh https://twitter.com/shhhhhsunhouse https://www.facebook.com/kanekosunhouse

音楽という目には観えない希望と絶望の現象。自身の活動を“SOMETHING IN THE AIR”と名付け漂わせ、そのなにか”SOMETHING”の(((予感)))をDJとして、バイヤーとしてとびきりのハイセンスな選球眼でもって提示し続けたコンピューマ。もちろんリキッドロフトの名パーティーである、”7HOURS”でもお馴染み当リキッドルームでもその存在を讃えられている氏の初のアルバムということになる。
さて、筆者はこれを再生前に考えた。コンピューマ自身名義となるとなにが飛び出すであろう?楽器は弾いてるのをみたことがない。ましてや歌うわけではあるまい、がヒップホップも氏のルーツの一つである。氏のラップが飛び出したら。。などとワクワクしながらプレイする。
戯れな予想をあっさり裏切り、飛び出すのはポスト/プレ・クラシカルな抜けのいいギターの響きにうっとりする。が、角度によっては執拗なループで偏執的ななにか”SOMETHING”を漂わせているように解釈できるというのは踏みこみすぎだろうか。これは氏の盟友である竹久圏によるものである。それにかぶさる鳥の声は京都の茶畑でフィールド録音されたもの、フィールド録音の愉しさをバイヤーとしていち早く紹介してきた氏の面目躍如なサウンドデザインにまた感服。そのオーガニックな調べに時間を奪われていると、、、鳥の声が、、いつのまに電子音?ってコレ俺なに聴いてんだっけ?からの、、、めくるめく、、-1234567890+、、1∞0、、とこれは解説原稿ではないので全てに注釈をつけるというのは野暮というものであろう。
茶畑と実験室、ONとOFF、あの世とこの世、フロアとベッドルーム。酒場と修羅場。老人と月。そして光と影。自然音とギターの音までシンセサイザーのように操り、ミックスするその手腕は和製Chiris Watsonと言い切ってしまいたい。
この大イマジナリー・ティー(茶)・サウンドスケープのアートワークはこれまた盟友、五木田智央と鈴木聖、塩田正幸によるもので、今作のイメージを決定づけている。
あとはお茶を淹れながらそれぞれの環境で各々の、なにか”SOMETHING”の(((予感)))を感じ取ればいいのではないか。

★COMPUMA feat. 竹久圏「SOMETHING IN THE AIR」MUSIC VIDEO(Directed by onnacodomo<http://www.onnacodomo.com>)

【11月17日(火曜日)20:00より『Background Music~New Season vol.8』開催!】

COMPUMA=松永耕一氏とタワーレコードのストリーミング・メディア、呼称〈タワレボ〉による月イチのBGM選曲プログラム『Background Music~New Season vol.8』が11月17日(火曜日)20:00より、当店2階奥のTime Out Cafe & Dinerにて、ゲストに先日5年ぶりに新作『Lotta Love』を発表した、シンガーソング・ビートメイカー/DJのG.RINAさんをお迎えして開催されます!

▶GUEST BGM:G.RINA/▶BGM:松永耕一(COMPUMA)

『Background Music~New Season vol.8』の詳細はコチラから

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