EP-4 presents 『クラブ・レディオジェニク』
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- 24:00
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- ¥4,000(税込・ドリンクチャージ別)
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<1F Main Floor>
LIVE:EP-4/DRY&HEAVY/Jazz Dommunisters(菊地成孔x大谷能生)/ニウバイル
DJ:MOODMAN/宇川直宏(from DOMMUNE DJ SYNDICATE=UKAWA+HONDA+IIJIMA)
VJ:rokapenis
<2F Timeout Cafe>
DJ:中原昌也/compuma/Shhhhh/Killer-Bong
- INFO
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SMASH 03(3444)6751
「1980年、京都の『クラブ・モダーン』で生まれたバンド “EP-4” が、
一日かぎりのクラブを東京にオープンします」(佐藤薫)
昨年5月21日に、約30年ぶりにフル・バンドでのライヴ(代官山UNIT)を成功させたEP-4。そのEP-4がかつて拠点にしていた京都のディスコ『クラブ・モダーン』を一夜限りで“復活”させます。その名も『[klʌ́b] RADIOGENIC/クラブ・レディオジェニク』。
5月21日のライヴには、亡くなった好機タツオ、三条通を除くオリジナル・メンバーが全員集結。リーダーの佐藤薫、ベースの佐久間コウ、鍵盤のBANANA-UG、パーカッションのユン・ツボタジ、そして結成時のキーボード奏者で現在はフランス文学者/作家として活躍する鈴木創士も馳せ参じました。さらには、ジム・オルーク、千住宗臣(デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン、PARA他)、中村達也(ロザリオス、フリクション、TWIN TALE他)、恒松正敏(元フリクション)、高井康生、タバタミツルらがサポート・メンバーとしてバック・アップ。また、菊地成孔とMOODMANがDJを担当、Optrumの伊東篤宏がオープニング・アクトを務め、アンコールでは菊地がサックスで飛び入りするなど、チケットがソールド・アウトした満員の会場が当時の彼らを知らない若いファンも多く巻き込んで興奮の坩堝と化したのは記憶に新しいでしょう。
今回の企画は、そうして完全復活を遂げたEP-4が新たなフェイズに入ったことを告げる重要イベントです。彼らは元々、佐藤薫がプロデュースしていた京都のディスコ(現在のクラブ)『クラブ・モダーン』において誕生したバンド。来日したデヴィッド・ボウイが足を運んだことでも知られるその『クラブ・モダーン』には夜な夜な多くの若者たちが集い、京都のニュー・ウェイヴ・シーンの拠点になっていました。彼らの存在に憧れて音楽活動を開始したアーティストたちも少なくありません。そんな『クラブ・モダーン』を佐藤薫自らのディレクションで2013年に一夜限り復活させる、というものです。
プロデュースとオーガナイズはもちろん佐藤薫率いるEP-4。自らお気に入りのバンドやDJをセレクトし、映像なども駆使した内容になります。もちろん、EP-4本隊も昨年5月以来となる新編成のバンドで出演。リーダーの佐藤は、近年、EP-4 unit3(佐藤薫とBANANA-UGによるノイズ即興ユニット)としての活動も積極的に行ない、’11年9月に東京で開催された江戸糸あやつり人形座 『アルトー24時』(演出:芥正彦、人形演出:結城一糸、原作:鈴木創士)の舞台音楽を担当した他、ディーター・メビウス(’12/大阪)、ワイヤー(’12/東京)、Zs(’13/東京)など海外アーティストのフロントアクトもつとめ、高い評価を得ています。先頃そのEP-4 unit3として初のアルバム『À Artaud』をBLACK SMOKERからリリース。さらにはEP-4本隊のレコーディングも予定しています。この夜、EP-4の現在の姿勢が改めて明確になるでしょう。
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プロフィール
■EP-4
’80年、リーダーの佐藤薫を中心に京都のニュー・ウェイヴ系ディスコ「クラブ・モダーン」に集まっていた仲間たちによって結成。’83年には京都、名古屋、東京と3都市において時間差でライヴを開催するなど確信犯的な活動で熱心なファンを獲得する。近年活動再開。83年発表の代表作『Lingua Franca-1』のデラックス盤『リ・ン・ガ・フ・ラ・ン・カ DELUXE』など再発も進む中、昨年5月にはサポート・メンバーにジム・オルーク、中村達也らを、フロント・アクトに菊地成孔らを迎え約30年ぶりにフル・バンドでライヴを敢行し代官山UNITを満員にした。今年後半には久々の新録アルバムの発売も予定している。また、佐藤薫はノイズ即興系の別ユニット、EP-4 unit3としても活動中。今年1月に初のアルバム『À Artaud』をリリースした。今回の『クラブ・レディオジェニク』でのEP-4はこれまでにない特別編成となる予定。
■DRY&HEAVY
七尾”DRY”茂大(ドラム)と秋本”HEAVY”武士(ベース)という2人からなる、日本最強のレゲエ・リズム・チーム。90年、VITAL CONNECTIONなるバンド内にてリズム・コンビである< DRY&HEAVY>としての活動をスタート。95年にはLIKKLE MAIや井上青らをフィーチャーした編成となり、97年の『DRY&HEAVY』でアルバム・デビュー。その重量級のルーツ・レゲエ・サウンドと過激なダブワイズが幅広い注目を集める。その後コンスタントにアルバムをリリースする一方、海外での活動も活発に行って各国で話題となる。だが、日本屈指のレゲエ・ユニットとして続けていた2001年のフジロック・フェスティヴァルにおいて、秋本が衝撃の脱退宣言。七尾は秋本抜きの編成でDRY&HEAVYを継続し、秋本はGOTH-TRADとのREBEL FAMILIAおよび若手と結成したTHE HEAVYMANNERSにて活発な活動を続けた。そうしたなか、2010年に七尾と秋本によるオリジナルDRY&HEAVYが奇跡のリユニオン。新時代のサウンドを携え、伝説のリズム・チームが新たな一歩を踏み出す。
■JAZZ DOMMUMISTERS(菊地成孔x大谷能生)
99年に出合い、以後多くの共著、ラジオ番組、テレビ番組のレギュラーを務めた菊地成孔と大谷能生の二人だが、10年代に入ると共に、潜在化していたヒップホップ衝動に着火、12年、突如ポストモダンジャジーヒップホップクルーとして活動を開始。菊地がパーソナリティを務めるTBSラジオでの番組『菊地成孔の粋な夜電波』におけるトラック公開を経て、新宿、パリでライブを敢行。チーム名は宇川直宏主宰のラストメディア「ドミューン」でのレギュラー番組「ジャズドミューン」から。
■ニウバイル
日本の初期パンク、チフスの元Vo,田波が後にサディサッズに参加する五十嵐(G)とともに83年に結成。ヴェクセルバルク・レーベルでEP-4佐藤薫のプロデュースにより2作品を発表。当初NW然としていたサウンドは次第にファンクネスを帯びるよう変化していった。その後シーンから忽然と消えた佐藤薫と時期を重ねるように活動を停止。今回のEP-4関連のリイシュームーヴメントの中、いわば佐藤チャイルドとも言えるサディサッズやサラスヴァティの一部メンバーを束ねて再始動。21世紀型ダンス・バンド、新生ニウバイルとして甦った。
<DJ>
■MOODMAN
80年代末に活動開始。高橋透、宇川直宏とタッグを組んだ<GODFATHER>、<HOUSE OF LIQUID>、<slomotion>等のレジデントパーティの他、TAICOCLUB、Freedommune、Raw Lifeなど、インディペンデントな屋外フェスへ多数出演。記念すべき第一回のDJ を担当したDommuneでは、自身の番組<Moodommune>を不定期で放送している。今春、約6年ぶりにオフィシャルミックスCD『SF mixed by MOODMAN』を発表したばかり。
■宇川直宏(DOMMUNE)
グラフィクデザイナー、映像作家、VJ、オーガナイザー、大学教授、そして現代美術家など多岐にわたる活動を行い、既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、フリースタイルでジャンルを横断する全方位的鬼才。2010年には日本初のUSTREAMライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」を個人で開局。記録的なビューアー数で国内外にて話題を呼び、2011年”文化庁メディア芸術祭推薦作品”にも選出される。現在宇川の職業欄は「DOMMUNE」。今回はDOMMUNEクリューと共に15年ぶりに封印を破り、DJプレイに挑む。