LIQUIDROOM & root and branch PRESENTS MORITZ VON OSWALD TRIO – Vertical Ascent Japan Tour 2010
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- ¥4,000(税込)
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LIVE:MORITZ VON OSWALD TRIO featuring VLADISLAV DELAY aka LUOMO and MAX LODERBAUER(SUN ELECTRIC, NSI)
DJs:DJ NOBU(FUTURE TERROR, THE GAME)、DJ TASAKA、DJ WADA(CO-FUSION)
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チケットぴあ
[342-137]
ローソンチケット [75883]
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LIQUIDROOM
DISK UNION CLUB MUSIC SHOP(渋谷/新宿/お茶の水) & DISK UNION(下北沢/吉祥寺/町田/池袋/千葉),TECHNIQUE,JET SET,11/28 ON SALE
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LIQUIDROOM 03(5464)0800
ベルリン・テクノ・シーンの最深部から、あのトリオが再び来日
ジャーマン・テクノ・シーンを20年以上に渡って牽引し続けるミステリアスな才人、モーリッツ・フォン・オズワルド。09年夏、その長いキャリアの中で 初めて自らの名前を冠したトリオ名義のソロ・アルバム『Vertical Ascent』リリースした彼が、そのライヴ・トリオを率いた再来日公演を新年早々の恵比寿LIQUIDROOMで行う!病気療養からの奇跡のカムバック でもある。
80年代のジャーマン・ニューウェイヴ(ノイエ・ドイチェ・ヴェレ)時代、トーマス・フェルマンらとのバンド、パレ・シャンブルクでの活動に端を発し、 90年代初頭の初期ベーシック・チャンネルではハード・ミニマルを、90年代中頃~後半の後期ベーチャンやチェイン・リアクションではミニマル・テクノ を、リズム&サウンドではミニマル・ダブを、そしてMシリーズではテクノ由来のディープ・ハウスをーーつまりはいま存在するさまざまなテクノのアート フォームを築き上げてきたアーティストのひとりだ。マルセル・デットマンをはじめとする現在のベルリンのテクノ・シーンにもその影響力は絶大なものがあ る。いや、いまのテクノ・シーンのある部分に関しては彼の作り出したサウンドのヴァリエーションだと言っても過言ではないだろう。これまでマーク・エルネ ストとの匿名的な、半ば秘密めいたプロジェクトに終始していた彼が、その長いキャリアで自らの名前を冠したソロ・プロジェクトをここ数年で始動させた。そ れがこのトリオ編成のライヴ・バンドである。
このトリオにて、モーリッツの脇を固めるのはふたりの朋友。最近ではNSIとしてミニマル・テクノの実験性を追求し続けている元サン・エレクトニックに して、ベルリン・テクノ・シーンのベテラン、マックス・ローダーバウアー。ルオモ名義では妖艶なディープ・ハウスを、本名では実験的なエレクトロニカを吐 き出す、ヴラディスラヴ・デレイ。彼は、そのデビューがチェイン・リアクションからであったことを考えれば、モーリッツの門下生と言えるだろう。このトリ オでは前者がアナログ・シンセを、そうして後者はドラムとハンドメイドのメタル・パーカッションを司る。エレクトロニクスとミキシングで、サウンドをまと めあげるのは、もちろんバンマスのモーリッツ。インプロで作り上げられるサウンドは絶えず微細な変化を繰り返す。ビートダウンした麻酔的なグルーヴは、ダ ブが処方され、ミニマルな快楽性を持ちながら淡雪が溶けるかのように空間に広がっていく。それは最新鋭のマシンが生み出す電子のささやきか、はたまた未開 のジャングルから聴こえるせせらぎか、脳を直接刺激する音の粒が降り注ぐ。そのサウンドは前述のファースト・アルバム『Vertical Ascent』で予習、そして1月8日のフロアで確かめよ。
この00年代の最後に産み落とされた、エレクトロニック・ミュージック史上の事件とも言えるライヴ・バンドをバックアップするのは3者3様のこの国の DJ。モーリッツ同様、20年以上のキャリアで、この国のテクノ・シーンを現場のDJとして牽引し続けてきたDJ WADA。つい先頃、ニュー・アルバム『Soul Clap』をリリースしたばかりのDJ TASAKA。そして、ここ数年のアンダーグラウンド・ダンス・シーンの象徴的存在とも言えるDJ NOBUが登場!
●MORITZ VON OSWALD(モーリッツ・フォン・オズワルド)
1980年代半ば、トーマス・フェルマンらも在籍していたジャーマン・ニュー・ウェイヴ(ノイエ・ドイチェ・ヴェレ)の旗手、パレ・シャンブルクのパー カッショニストとして活動を始める。1993年、マーク・エルネストゥスと共に独ミニマル・テクノ不滅の金字塔となったプロジェクト、ベーシック・チャン ネルを立ち上げ、ダブ/レゲエにより深く傾斜したユニットであるリズム&サウンドと共に、後続に計り知れない影響を与える。昨年、世界随一のクラシック・ レーベルである独グラモフォンからリリースされたカール・クレイグとのコラボレーションも絶賛を浴びた。
●VLADISLAV DELAY(ヴラディスラヴ・ディレイ)
1990年代末にベーシック・チャンネル直系のチェイン・リアクションからのリリースで一躍注目を集め、その後も独自のミニマル・ダブを追求し続けるフィ ンランド出身のアーティスト。ヴォーカルを取り入れ、よりダンサブルなハウス志向を見せるLUOMO名義の作品でも人気を博している。
●MAX LODERBAUER(マックス・ローダーバウアー)
1990年代を通じ、ベルリンのユニット、サン・エレクトリックのメンバーとして、R&S/Apolloからアンビエント・テクノの傑作を数多く 発表。現在は、トビアス・フロイントと新たなユニットNSI(Non Standard Institute)を結成し、ルチアーノ主宰のCadenzaやフィンランドのSahkoなどからエクスペリメンタルなミニマル作品をリリースしてい る。